LINE公式アカウントのアンケート
リサーチ機能が終わった後に使う3つの方法

LINE公式アカウントには、管理画面からアンケートを作れる「リサーチ」の機能があります。LINEヤフーの告知では、このリサーチの機能は2026年12月2日に提供を終える予定です。リサーチの中にある「アカウント満足度調査」も、段階的に使えなくなると案内されています。

リサーチでアンケートを取っていた会社は、終了の前に、これまでの回答を保存し、次にアンケートをどう取るかを決めておく必要があります。

要点

  • リサーチの終了の前に、管理画面からこれまでの回答を保存します
  • 終了の後は、ボタンと応答、外部のフォーム、拡張ツールの3つの方法から選びます
  • 回答を配信の相手を絞るのに使うなら、拡張ツールのアンケートが向いています

終了の前にやること

まず、リサーチでこれまでに取った回答を、管理画面から保存します。終了の後は画面が開けなくなるので、回答の結果を使って配信を分けていた会社や、満足度の推移を記録していた会社は、早めに保存しておきます。

次に、今のアンケートを何に使っているかを書き出します。新商品の意見を聞く、来店の後の満足度を聞く、登録した人の関心を聞く、のように目的が違えば、向いている方法も変わります。

方法1.ボタンと応答で聞く

LINE公式アカウントの標準の機能だけで聞く方法です。配信やあいさつメッセージに選択肢のボタンを並べ、押されると決まった言葉が送られるようにし、その言葉に応答のメッセージを返します。追加の費用はかかりません。

ただし、標準の機能では、誰がどのボタンを押したかを配信の相手の条件として残せません。1問だけ聞いて全体の傾向をつかむ使い方に向いています。

方法2.外部のフォームで聞く

GoogleフォームのようなWebのフォームを作り、そのURLを配信で案内する方法です。質問の数や形式を自由に決められ、回答は表にまとまります。満足度の調査や、新商品への意見のように、回答を集計して読むことが目的なら、この方法で足ります。

弱い点は、回答した人とLINEの友だちが結びつかないことです。「この回答をした人にだけ案内を送る」という使い方はできません。

ボタンと応答、外部のフォーム、拡張ツールの3つの方法を、費用と回答を配信に使えるかで比べた図

方法3.拡張ツールのアンケートで聞く

LステップやエルメのようなLINEの拡張ツールには、LINEの中で答えられるアンケートの機能があります。回答は友だちごとに保存され、回答に合わせてタグを付けたり、リッチメニューを変えたり、ステップ配信を分けたりできます。登録直後に性別、年代、関心を聞き、その回答で配信の内容を変えるなら、この方法を選びます。

ツールの月額がかかるので、アンケートのためだけに入れるより、出し分けや予約など、ほかの機能も使う予定があるかで判断します。ツールの選び方はLステップとエルメの違いで説明しています。

どの方法を選ぶか

回答を読んで全体の傾向をつかむなら、方法1か方法2で足ります。回答で配信の相手を分けるなら、方法3を選びます。登録直後のアンケートは、配信の相手を分けるために聞くことが多いので、リサーチの終了をきっかけに、拡張ツールへ移す会社もあります。

どの方法でも、質問は少なくします。最初のアンケートは3項目ほどにし、配信で使う項目から聞きます。項目の決め方は登録直後のアンケートの作り方で、推定の属性との違いはLINE公式アカウントの分析の見方で説明しています。

質問の作り方

どの方法でも、1問で1つのことを聞きます。「価格と品ぞろえに満足していますか」のように2つを1問にまとめると、どちらについて答えたのかが分からなくなります。選択肢には「その他」や「当てはまらない」を入れます。選択肢の中に答えが無い人は、答えずに閉じるか、近い選択肢を選ぶので、回答の数字がずれます。

アンケートを送る時は、答えると何が変わるかを書きます。「回答いただいた内容で、お送りするお知らせを選びます」と書いておくと、答える理由が伝わります。答えた人には、お礼のメッセージか、回答に合った案内を返します。

満足度のように毎回同じことを聞く調査は、質問の文を変えずに続けます。文を変えると、前の回の回答と比べられなくなるからです。リサーチから別の方法に移す時も、これまでの質問の文をそのまま使うと、移す前の回答と並べて推移を確かめられます。

回答の数が少ない時は、質問の数を減らすか、答えた人への特典を用意します。特典を用意する時は、特典だけを目当てにした回答が増えていないか、回答の中身を確かめます。同じ人が何度も答えられる形になっていないかも、送る前に確かめます。回答の締め切りの日付を案内に書いておくと、後回しにされにくくなります。

アンケートの移行のご相談

当社は、リサーチから別の方法へのアンケートの移行、拡張ツールの選定と設定、回答に合わせた配信の設計までお受けしています。サービスの内容はLINE公式アカウントの構築・運用代行のページで紹介しています。

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