LINE公式アカウントの管理画面には「分析」のメニューがあり、友だちの数、ブロックの数、友だち追加の経路、友だちの性別・年齢・地域を確かめられます。配信を始めた後、どんな人が登録しているか、どこから来ているかを知る最初の手がかりになります。
注意したいのは、性別や年齢などの属性は、登録した人が自分で答えた情報ではないことです。属性は推定の数字として表示されるので、配信の相手を絞る時は、登録直後のアンケートで聞いた回答と組み合わせて使います。
要点
- 友だちの分析では、数の推移、追加の経路、属性の3つを確かめます
- 属性は、ターゲットリーチが20人以上になると表示される推定の数字です
- 配信の相手を決める時は、アンケートで本人が答えた情報を使います
友だちの数とターゲットリーチ
友だちの分析では、友だちの数、ターゲットリーチ、ブロックの数の推移が出ます。友だちの数は、これまでに追加した人の合計で、ブロックした人も含みます。ターゲットリーチは、ブロックしていない友だちのうち、属性を推定できる人の数です。実際に配信を受け取れる人の数に近い値として見ます。
友だちの数が増えていても、ターゲットリーチが増えていなければ、増えた分だけブロックされています。ブロックが増える時期と見直す所はLINE公式アカウントのブロック率で説明しています。
友だち追加の経路
追加の経路では、友だちがどこから登録したかが分かります。店頭のQRコード、ホームページのボタン、広告など、経路ごとにURLやQRコードを分けて作っておくと、経路ごとの登録の数が出ます。
経路の数字は、集客にかけた費用と並べて見ると役に立ちます。同じ月に、チラシとInstagramでそれぞれ何人が登録したかが分かれば、次の月にどちらに費用をかけるかを決められます。

属性は推定の数字
属性では、友だちの性別、年齢、地域の割合が出ます。ターゲットリーチが20人以上のアカウントで表示されます。この数字は、友だちが登録の時に答えたものではなく、推定で出された割合です。
そのため、属性は「どんな人が多いか」の傾向をつかむために使います。たとえば、30代の女性向けの商品なのに、属性で40代以上が多く出ていれば、集客の広告や店頭での案内の仕方を見直すきっかけになります。一方で、「30代の女性だけに送る」と配信の相手を細かく絞る時は、推定の数字だけに頼ると、対象から外れた人に送ったり、送るべき人を外したりします。
配信の相手を決める時はアンケートを使う
配信の相手を絞る時は、登録直後のアンケートで本人に答えてもらった情報を使います。性別、年代、悩みや関心のある商品を聞いておけば、回答ごとにタグを付け、その相手にだけ配信を送れます。本人の答えなので、推定の属性より確かです。
アンケートの項目を増やしすぎると、答える人が減ります。最初は3項目ほどにし、配信で使う項目から聞きます。項目の決め方は登録直後のアンケートの作り方で説明しています。
メッセージの分析と組み合わせる
分析のメニューには、配信ごとの開封の数やクリックの数を見る画面もあります。友だちの分析で「どんな人がいるか」を、メッセージの分析で「その人たちがどの配信に反応したか」を見ます。両方を月に1回まとめ、先月と比べると、配信の内容と送る相手のどちらを直すかを決めやすくなります。
分析の画面に数字が出ない時は、人数の条件や、配信からの日数が足りていないことがあります。確かめる所はLINE公式アカウントの分析が見られない時に確かめる3つのことで説明しています。
属性の数字が実感と違う時
店頭で会うお客様の年代と、分析の属性の割合が大きく違うことがあります。属性は推定の数字なので、実際の客層とずれることがあります。
ずれが気になる時は、来店の時やアンケートで本人に聞いた年代と見比べます。アンケートの回答と属性の割合が近ければ、属性の数字を傾向の目安として使い続けられます。大きく違う時は、配信の相手を決める時に属性を使わず、アンケートの回答だけで決めます。
属性の割合は、友だちが増えると変わります。新しい集客を始めた月の前と後で属性を比べると、その集客でどんな人が登録したかの手がかりになります。たとえばInstagramの広告を始めた月に20代の割合が増えていれば、広告が狙った年代に見られているかを確かめる材料になります。集客ごとに友だち追加の経路を分けておくと、経路の数字と属性の変化を並べて確かめられます。属性の割合は、1か月ごとより3か月ほどの単位で比べると、一時的な増減と区別しやすくなります。比べた結果は、集客の記録と一緒に残しておきます。
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