リッチメニューは、LINE公式アカウントのトーク画面の下に出る、画像のメニューです。登録した人は、配信を待たずに、ここから予約や商品のページを開きます。管理画面で、テンプレートを選び、画像を上げ、ボタンごとの動きを設定すると作れます。
手順そのものは10分ほどで済みますが、画像を作り直すと時間がかかります。画像のサイズと、ボタンに何を置くかを先に決めてから作り始めます。
要点
- 画像は横2500×縦1686か、横2500×縦843で、JPGかPNGの1MB以下にします
- 管理画面でテンプレートを選び、画像を上げ、ボタンごとにリンクやクーポンを設定します
- 作る前に、いちばん押してほしいボタンを1つ決めます
画像のサイズと形式
リッチメニューの画像は、大きいサイズが横2500×縦1686ピクセル、小さいサイズが横2500×縦843ピクセルです。形式はJPG、JPEG、PNGで、容量は1MB以下にします。大きいサイズはボタンを6つまで並べやすく、小さいサイズはトーク画面を広く残せます。
画像は、選んだテンプレートの区切りに合わせて作ります。テンプレートの区切りとずれた画像を上げると、押した場所と違うボタンが動きます。デザインを外部に頼む時は、使うテンプレートを先に伝えます。

管理画面での設定の手順
Web版の管理画面では、次の順に設定します。
- 「トークルーム管理」の「リッチメニュー」を開き、「作成」を押します
- 管理用のタイトルと表示期間を入れ、テンプレートを選びます
- 画像を上げ、区切りごとにアクションを設定し、メニューバーの文字を決めて保存します
アクションは、URLを開く、クーポンを出す、決めた言葉を送る、何もしない、から選びます。URLとクーポンを選んだ時は、20文字までのラベルを入れます。ラベルには、画像のボタンに書いた言葉と同じ言葉を入れておくと、管理する時に区切りとボタンの対応が分かります。
メニューバーの文字は、トーク画面の下に出る、リッチメニューを開くための文字です。「メニュー」のままにせず、「予約・クーポンはこちら」のように開くと何があるかを書くと、初めての人にもメニューの場所が伝わります。
作る前に決めること
最初に、いちばん押してほしいボタンを1つ決めます。予約の店なら予約、通販なら商品の一覧、BtoBなら相談のフォームです。このボタンを左上か、いちばん大きい区切りに置き、ほかのボタンは問い合わせで多い質問から選びます。ボタンの並べ方の例はリッチメニューのボタン構成の例で説明しています。
URLを開くボタンには、GA4で数えられるようにUTMを付けておきます。付け方はGA4でLINEからの流入を見る方法で説明しています。
表示期間で切り替える
リッチメニューには表示期間を設定できます。セールの期間だけセールのメニューを出し、期間が終わったら通常のメニューに戻す、という切り替えを先に予約しておけます。期間を重ねて設定すると、どちらが出るか分かりにくくなるので、切り替えの日を表にして管理します。
人ごとにメニューを変える時
LINE公式アカウントの標準の機能では、同じ時期に出せるリッチメニューは全員に同じ1枚です。初めての人とリピートの人でメニューを変える、アンケートの回答でボタンを変える、といった出し分けは、LステップやエルメのようなLINEの拡張ツールで作ります。ツールの選び方はLステップとエルメの違いで説明しています。
公開する前と後に確かめること
リッチメニューを公開する前に、スマートフォンで実際にトーク画面を開き、すべてのボタンを押して確かめます。押した場所と違うページが開く、URLの打ち間違いでページが表示されない、といった間違いは、管理画面だけでは気づきにくいからです。iPhoneとAndroidの両方で確かめると、端末による見え方の違いにも気づけます。画像の文字は、スマートフォンの画面で読める大きさにし、小さいサイズのメニューでは1つのボタンの文字を短くします。
公開した後は、ボタンごとに使われているかを確かめます。URLを開くボタンにUTMを付けておけば、GA4でボタンごとの訪問の数を数えられます。訪問が少ないボタンは、言葉を変えるか、別の内容に入れ替えます。予約のボタンから訪問があるのに予約が増えない時は、ボタンの先のページを見直します。入れ替えは画像の作り直しになるので、季節のセールの切り替えのように、画像を作る機会にまとめて直すと手間が減ります。リッチメニューは管理画面でいつでも差し替えられるので、差し替えた日も記録しておきます。
リッチメニューの設計のご相談
当社は、リッチメニューのボタンの設計、デザインの指示、管理画面の設定、表示期間の切り替えまでお受けしています。画像の制作は、当社のデザインのチームが担当します。サービスの内容はLINE公式アカウントの構築・運用代行のページで紹介しています。