楽天市場の店舗がLINEを使う理由
R-Mailだけでは案内できない購入者がいる

楽天市場の店舗がLINE公式アカウントを使う一番の理由は、R-Mailでは案内できていない購入者がいることです。楽天の店舗向けマニュアル(店舗運営Navi)によると、R-Mailとの利用者の重なりを見た時、LINEからしか店舗に来ない人は、LINEの利用者の8割程度でした。R-Mailだけを送っている店舗は、この人たちにセールやクーポンを知らせる手段を持っていません。

楽天市場では、R-SNSを契約すると、店舗のLINE公式アカウントへの友だち追加を店舗ページやR-Mailで案内できます。購入者を友だちにしておけば、R-Mailを開かない人にも、次のセールや新商品の案内をトークで送れます。

要点

  • LINEからしか店舗に来ない人は、LINEの利用者の8割程度と楽天が紹介しています
  • LINEの一斉配信の開封率は55%で、国内のメール配信の平均33.74%より高い調査があります
  • LINEの配信から生まれた売上は、RMSで配信ごとに確認できます

R-Mailを読まない購入者にも案内できる

R-Mailは、楽天市場の店舗が、メールマガジンの受け取りを選んだ楽天会員に送るメールです。メールは毎日たくさん届くため、楽天市場からの案内もほかのメールに埋もれます。メールを開く習慣がない人には、R-Mailをどれだけ送っても読まれません。

LINEは、家族や友人との連絡に使うアプリのトークに、店舗のメッセージが並びます。楽天は、LINEを店舗ごとの売上が最も高いSNSとして紹介しています。R-Mailを続けながらLINEの友だちを増やすと、メールを読む人にはR-Mailで、メールを読まない人にはLINEで案内できるようになります。どの調査の条件で出た数字かは楽天の掲載に書かれていないため、店舗ごとにRMSの数字で確かめます。

LINEの利用者のうち、R-Mailからは店舗に来ずLINEからしか来ない人が8割程度いることを示したイメージの図

メールより開封されやすい

LINEヤフー社が2022年6月に調べたLINE公式アカウントの一斉配信の開封率は55%です。メール配信サービスのBenchmark Emailが公開している国内のメールの平均開封率は33.74%で、LINEはメールの約1.6倍開かれています。3,000人に送った場合、開封する人数はメールで約1,010人、LINEで約1,650人になります。

開封率は、友だちの数、配信の内容、送る頻度で変わります。関係の薄い配信を続けるとブロックが増え、開封する人も減ります。ブロックを抑える考え方はLINE公式アカウントのブロック率で紹介しています。

楽天のセールの日程に合わせてすぐ読まれる

楽天市場には、楽天スーパーSALE、お買い物マラソン、5と0のつく日のように、購入者が買い物の日を決めて待っているイベントがあります。セールが始まる時間と、終わる前の数時間は、購入者が店舗を見に来る理由が一番はっきりしている時間です。

LINEのメッセージはスマートフォンに通知が出るため、配信した直後に読まれやすい媒体です。セールの開始に合わせて対象の商品とクーポンを知らせ、終了の前にもう一度知らせると、購入を迷っていた人が店舗に戻ってくる機会を作れます。年間のセールの日程は楽天から先に発表されるので、配信の計画も前もって立てられます。

配信ごとの売上をRMSで確かめられる

R-SNSのLINE公式アカウントでは、配信のリンクを押してから10日以内の購入が、その配信の売上としてRMSに出ます。配信の費用と売上を同じ月で並べられるため、どの配信が売上につながったかを毎月確かめられます。セールの告知、クーポン、新商品の案内のどれが売れたかが分かれば、翌月の配信の内容を決める材料になります。

楽天市場の外でLINEを運用している会社は、モールの購入とLINEの配信を自分でつなげて集計しています。楽天市場では、この集計をRMSが行います。毎月の数字の見方はLINE運用のKPIの決め方で紹介しています。

LINEを始める前に決めておくこと

R-SNSは年間契約で、解約するとLINE公式アカウントと友だちがなくなります。始める前に、毎月何本の配信を送るか、誰が原稿と画像を作るか、友だち追加の入口を店舗のどこに置くかの3つを決めておきます。配信を始めてから決めると、セールの準備に追われる月に配信が止まりやすくなります。

友だちの数は、始めてすぐには増えません。最初の数か月は、店舗ページのバナー、サンクスメール、同梱物の3か所に友だち追加の入口を置き、毎月の友だちの増え方とLINE経由の売上を並べて確かめます。

楽天市場店のLINE運用代行

当社は、楽天市場の店舗のLINE公式アカウントを、R-SNSの申し込みのご案内から初期構築、月4本の配信、配信ごとの売上の月次レポートまでお受けしています。初期費用はかからず、月額5万円(税別)です。詳しくは楽天市場店のLINE運用代行のページをご覧ください。

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