楽天でLINEに誘導するのは規約違反か
店舗ページ・サンクスメール・同梱物で友だちを集める条件

楽天市場の店舗が購入者をLINE公式アカウントに案内するのは、R-SNSで契約したアカウントであれば規約違反になりません。R-SNSは、楽天市場の店舗がLINE、Instagram、Facebook、ROOMで購入者とつながるために楽天が用意したサービスです。R-SNSで契約していないLINEのアカウントや、自社のECサイトへ購入者を案内すると、楽天の取引誘導の禁止に当たります。

案内できる場所は、店舗ページ、サンクスメール、商品と一緒に入れる同梱物です。場所ごとに守る条件が違うため、友だち追加のQRコードやバナーを置く前に確かめます。

要点

  • R-SNSで契約したLINE公式アカウントへの案内は認められています
  • 店舗ページとサンクスメールには、LINEの友だち追加のアドレスやQRコードをそのまま置けます
  • 同梱物にQRコードを入れる時は、R-SNSのページのURLを同じチラシに載せます

取引誘導の禁止とR-SNSの関係

楽天市場では、楽天市場で知り合った購入者を、楽天市場の外での取引に誘うことを禁止しています。購入者の連絡先は楽天の会員情報で、店舗が使える方法は楽天が決めています。LINEのアカウントを使って楽天市場の外の自社サイトに案内することも、この禁止に当たります。

R-SNSで契約したLINE公式アカウントは、楽天市場の中の取引に使う前提で楽天が認めています。その代わり、配信で楽天市場以外のサイトを紹介したり、案内したりはできません。今のLINE公式アカウントをR-SNSに切り替えると、楽天市場以外への配信ができなくなります。R-SNSの仕組みはR-SNSとはで紹介しています。

店舗ページとサンクスメールで案内する

店舗ページの友だち追加のバナーは、楽天が配っているバナーのほか、店舗で作ったバナーも使えます。楽天のバナーに限られるのはROOMだけです。置く場所は、スマートフォンの店舗のトップ、商品説明の文、PCの左のナビ、R-Mailです。

店舗ページとサンクスメールに置くQRコードは、R-SNSでLINEを契約していれば、LINEの友だち追加のアドレスのままで構いません。サンクスメールは購入した人全員に送られるため、店舗のページを見ずに買った人にも友だち追加を案内できます。

店舗ページとサンクスメールにはLINEのQRコードをそのまま置け、同梱物はR-SNSのページのURLを同じチラシに載せる条件で置けることを、場所ごとに比べた図

同梱物にLINEのQRコードを入れる条件

同梱物のチラシやカードには、LINEの友だち追加のQRコードを入れられます。条件は、R-SNSのページのURLを同じチラシに載せることです。載せないと、取引誘導ガイドラインの禁止行為に当たります(2023年11月24日改定のガイドラインの14と補足の表)。

同梱物は、商品を開けた購入者が必ず目にするため、友だち追加の入口として使いやすい場所です。チラシにはQRコードと一緒に、友だちになるともらえる案内の中身と特典を書きます。法人の店舗は、商品が届く前のLINE通知メッセージでも友だち追加を案内できます。仕組みは楽天のLINE通知メッセージとはで紹介しています。

友だち追加の特典を出す時の注意

楽天のR-SNSガイドライン、取引誘導ガイドライン、禁止行為ガイドラインには、友だち追加を条件にクーポンを出すことを禁止する記載はありません。RMSのLINE配信やあいさつメッセージには、楽天のクーポンの獲得ページへのリンクを置けます。始める前に、店舗から楽天の窓口に一度確かめておきます。

特典の条件は友だち追加だけにします。レビューを書くことを条件にした特典は、禁止行為ガイドラインで35点の違反点数が付きます。高い評価を促す依頼と、商品が届く前に書くよう促す依頼も、同じく35点です。

今のLINE公式アカウントをR-SNSに切り替える前に

R-SNSのLINE公式アカウントは、楽天が新しく作る方法と、店舗が今持っているアカウントを切り替える方法があります。楽天が勧めているのは新しく作る方法で、審査は最短4〜10営業日です。今のアカウントを切り替えると友だちを引き継げますが、楽天市場以外への配信はできなくなります。

自社のECサイトや実店舗の案内にもLINEを使っている店舗は、切り替えると、その案内を送れなくなります。R-SNSを解約するとアカウントは消え、切り替える前からいた友だちもなくなります。楽天市場の店舗用には新しくアカウントを作り、今のアカウントは自社サイト用に残す形が、案内の範囲を分けやすくなります。今のアカウントの友だちが多い店舗は、引き継げる人数と失う案内の範囲を比べます。切り替えるかどうかは、今のアカウントで楽天市場以外の案内をどれだけ送っているか、その案内で売上がどれだけ出ているかを並べて決めます。

規約に沿ったLINEの入口づくりのご相談

当社は、楽天市場の店舗のLINE公式アカウントの初期構築で、店舗ページのバナー、サンクスメールのQRコード、同梱物のチラシの文面を、楽天のガイドラインに沿って設定しています。楽天市場店のLINE運用代行のページで業務の内容を紹介しています。

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